2009年7月の集中豪雨に伴う周防灘の海洋環境の変化

2009年7月の集中豪雨に伴う周防灘の海洋環境の変化

レコードナンバー872320論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008949NACSIS書誌IDAA11811044
著者名和西 昭仁
小柳 隆文
書誌名山口県水産研究センター研究報告 = Bulletin of Yamaguchi Prefectural Fisheries Research Center
別誌名Bull. Yamaguchi Pref. Fish. Res. Ctr.
発行元山口県水産研究センター
巻号,ページ8号, p.11-22(2010-10)ISSN13472003
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抄録1 2009年7月19日から26日までの豪雨(平成21年7月中国・九州北部豪雨)により,防府市(アメダス)では549.0mm,山口市秋穂二島では556.6mmの降水量があった。2 山口漁港では,豪雨期間の終盤にσ15が9.6(塩分換算13.6psu)まで低下した。3 山口県周防灘海域の表層塩分は,豪雨の1週間後に30.46psuまで低下して,8月上旬としては1973~2009年の37年間で6番目に低い値となった。4 豪雨後には,塩分のほか,水温,透明度および底層DO飽和度が低下傾向であり,底質からの栄養塩類の溶出が促進された。5 K. mikimotoiは数百cells/mlまで増殖したが,豪雨後は日照時間が回復,低下していた塩分も急速に上昇し,栄養塩類の濃度も一旦落ち込んだことから赤潮の発生には至らず,珪藻が優占したまま推移した。6 膨大な量の河川水が海域に流入し,各種衛星の画像から濁水やゴミの分布から,河川水の影響が周防灘沖合域まで達している様子が把握できた。
索引語塩分;河川水;低下;豪雨;栄養塩類;豪雨期間;K. mikimotoi;数百cells/ml;日照時間;量
引用文献数12
登録日2014年08月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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