窒素固定エンドファイトの窒素固定活性に与える異なる炭素源の影響

窒素固定エンドファイトの窒素固定活性に与える異なる炭素源の影響

レコードナンバー872415論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名川上 明子
谷田 将人
矢野 翼
城 惣吉
佐伯 雄一
山本 昭洋
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ60巻・ p.13-20(2014-03)ISSN05446066
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抄録窒素固定エンドファイトは高等植物に内生する窒素固定細菌である。その緩やかな宿主特異性ゆえに広い範囲の植物種への利用が期待されている。しかしながら,その植物への接種効果は不安定,非持続的であることが報告されている。本研究は,接種菌が窒素固定を行う際に重要な要因の一つである炭素源の資化性に注目し,菌種による炭素源の資化性の差異および炭素源が窒素固定活性へ与える影響について調査し,植物への接種菌株の接種効果を高めるための知見を得ることを目的とした。窒素固定エンドファイト5菌株(Herbaspirillum sp. B501株,Enterobacter sp. No.35株,Klebsiella sp. No.38株,Burkholderia sp. No.25株,Pantoea sp. No.18株)が資化できる可能性のある炭素源をBiologプレートを用いて調査した。その結果を基に選抜した炭素源を用いた改変LGIP培地で培養を行い,菌株の生育の確認と窒素固定活性の指標であるアセチレン還元活性の測定を行った。菌株により異なったがクエン酸,イタコン酸,リンゴ酸,スクロースを資化し,窒素固定活性を認めたが,キビ糖に比べその活性は低かった。また1種類の炭素源では窒素固定活性が低い値あるいは検出限界以下であっても,スクロースと併用することによりPantoea sp. No.18株を除く全ての菌株において,活性の上昇が明らかとなった。これらの結果より,窒素固定エンドファイトが資化する炭素源により窒素固定活性は変動することが明らかとなった。
索引語炭素源;窒素固定活性;菌株;窒素固定エンドファイト;植物;スクロース;活性;資化;影響;接種効果
引用文献数15
登録日2014年09月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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