飼料用米給与時の規格外甘長とうがらし添加が採卵鶏の卵黄色に及ぼす影響
飼料用米給与時の規格外甘長とうがらし添加が採卵鶏の卵黄色に及ぼす影響
レコードナンバー | 872823 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20039746 | NACSIS書誌ID | AA12522439 |
著者名 | 檜垣 邦昭 | ||
書誌名 | 愛媛県農林水産研究所畜産研究センター研究報告 = Bulletin of the Ehime Research Institute of Agriculture, Forestry and Fisheries Livestock Research Center | ||
別誌名 | Bull. Ehime Livestock Res. Cen 愛媛農水研畜研セ研報 | ||
発行元 | 愛媛県農林水産研究所畜産研究センター | ||
巻号,ページ | 2号, p.43-48(2014-06) | ISSN | 21860637 |
全文表示 | PDFファイル (462KB) | ||
抄録 | 採卵鶏への規格外甘長とうがらしの添加が、卵黄色に与える影響を明らかにするため、試験1では配合飼料に対する添加量と卵黄色との関係について、試験2では配合飼料中のトウモロコシを飼料用米(籾米全粒)で全量置換えた飼料における卵黄色についてそれぞれ検討した。試験1では、配合飼料に対して、甘長とうがらしを0.1%、0.25%及び0.5%添加することにより、全農ヨークカラーチャート(YCC)が3~5日程度で有意に高くなった(P<0.01)。さらに、甘長とうがらしの添加量とYCCとの間に、3日及び5日では強い正の相関が、7日には極めて強い正の相関が認められ、7日目においてYCCを目的変数(Y)、甘長とうがらしの添加量を説明変数(X、添加%)とした回帰直線Y=9.0378+6.3282X(R 2=0.7925)が得られた。さらに、試験2では、甘長とうがらしを1%及び2.5%添加することによって、卵黄色を除く卵質については差がみられなかった。卵黄色については、籾米で全量置換えた対照区と比較して、YCCが7日目には有意に高くなった(P<0.01)。これらのことから、甘長とうがらしの添加によって、配合飼料への添加量からYCCの予測が可能であり、飼料用米給与時にYCCを高めることが可能であることが示唆された。 | ||
索引語 | 卵黄色;甘長;添加;添加量;正の相関;配合飼料;規格外甘長;採卵鶏;影響;P< | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2014年09月25日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |