路面状況の違いによる盲導犬の歩行動作への影響

路面状況の違いによる盲導犬の歩行動作への影響

レコードナンバー872832論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20019368NACSIS書誌IDAA12018166
著者名小針 大助
林 将希
若林 幹夫
西原 健司
松浦 晶央
書誌名Animal behaviour and management
別誌名日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌
発行元日本家畜管理学会
巻号,ページ50巻・ 2号, p.76-82(2014-06)ISSN18802133
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抄録本研究では、路面状況の違いによる盲導犬の歩行動作への影響について明らかにすることを目的とした。試験には盲導犬訓練犬4頭を供試した。試験条件としてアスファルト、砂利、水床の3種の路面を設定した。試験では、全長9m×幅2~1.3mの通路を作成し、訓練士とともに歩行させた。供試犬は腰部に加速度計を設置するとともに、前肢手根部、肘、肩関節、後肢飛節、膝関節、股関節部の6箇所にマーカーを添付し、側面から歩行動作を撮影した。加速度データから歩行リズムの対称性、規則性、安定性を評価するとともに、歩行動画から肘関節および飛節の最大伸展角、最小屈曲角、前後肢端の最大地上部高、歩幅、歩行速度を測定し、各路面の歩行動作への影響を評価した。歩行リズムは、路面間で有意な差は認められず、肘関節および飛節の最大伸展角および最小屈曲角、前肢の最大地上部高、歩幅にも路面間で有意な差は認められなかった。一方、後肢の最大地上部高は、砂利でアスファルト(P<0.05)、水床(P=0.05)に比べて高くなった。歩行速度は、砂利が水床に比べて遅い傾向が認められ(P=0.072)、人と犬の歩行速度誤差は、砂利が水床に比べて大きい傾向が認められた(P=0.074)。以上より、路面構造の違いは、盲導犬の歩行リズムや歩行動作には大きな影響を及ぼさないが、歩行速度や誘導状態に影響する可能性が考えられた。
索引語水床;歩行動作;影響;砂利;盲導犬;違い;飛節;最大伸展角;最小屈曲角;路面間
引用文献数22
登録日2014年09月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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