下垂体幹・前駆細胞にも発現している腫瘍抑制と分化に機能するKruppel-like型転写因子KLF6について

下垂体幹・前駆細胞にも発現している腫瘍抑制と分化に機能するKruppel-like型転写因子KLF6について

レコードナンバー872847論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013978NACSIS書誌IDAN00239079
著者名上春 浩貴
加藤 たか子
加藤 幸雄
書誌名明治大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Meiji University
別誌名明大農研報
Bulletin of School of Agriculture, Meiji University
発行元明治大学農学部
巻号,ページ64巻・ 1号, p.11-20(2014-07)ISSN04656083
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抄録KLF6は,ショウジョウバエの形態形成遺伝子Kruppelに相同性を持つ遺伝子ファミリーのメンバーで,C末端領域に3つの良く保存されたCys2-His2型のZnフィンガードメインを有する転写因子である。KLF6は,多くの遺伝子を標的として発現制御に関与しており,TATA-boxを欠いた遺伝子のプロモーター上のGCボックスあるいはCACCC配列に結合する。KLF6は転写の活性化因子としても抑制因子としても働き,がん抑制,細胞増殖,分化などに機能することが知られている。最近,我々は,Sox2とPrrx2を発現する生後のラット下垂体の幹・前駆細胞に,KLF6が出現することを発見した。この結果は,KLF6が下垂体を構成する細胞の維持管理や供給に関わるという下垂体研究の新たな展開になると期待している。本総説では,下垂体も含めた最近のKLF6の研究を概説し,今後の下垂体におけるKLF6の研究を展望したい。
索引語下垂体;分化;研究;発現;前駆細胞;機能;遺伝子;His2型;細胞;下垂体幹
引用文献数64
登録日2014年09月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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