湛水直播水稲における高位分げつの有無が通常分げつの収量関連形質に及ぼす影響

湛水直播水稲における高位分げつの有無が通常分げつの収量関連形質に及ぼす影響

レコードナンバー872920論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名内田 良太
名越 時秀
平野 繁
玉井 富士雄
池田 良一
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ59巻・ 1号, p.44-51(2014-06)ISSN03759202
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抄録湛水直播水稲において,高位分げつが出現した分げつと出現しなかった分げつの収量関連形質を比較した。播種様式を点播とし,苗立ち密度50本/m2(低苗立ち密度)の50本区および100本/m2(適正苗立ち密度)の100本区の2区を設けた。両区とも高位分げつが多く出現し,その出現数は50本区で78.5本/m2および100本区で93.5本/m2であった。両区とも出現した高位分げつの殆どがbT3(止葉節から出現した分げつをbT1とし,求基的に示した分げつ位)とbT4であった。高位分げつが出現した分げつの方が,出現しなかった分げつより1穂籾数,1穂玄米重および登熟歩合が有意に大きかった。高位分げつが出現した分げつの中では,bT4が出現した分げつの方がbT3が出現した分げつより,収量関連形質が大きかった。また,葉数3枚の高位分げつが出現した分げつの方が葉数2枚の高位分げつが出現した分げつより,1穂籾数,1穂玄米重および登熟歩合が大きい傾向が見られた。高位分げつ自身も,bT4の方がbT3より,すべての収量関連形質が大きく,さらに葉数3枚の高位分げつの方が,葉数2枚の高位分げつより登熟歩合を除く収量関連形質が大きい傾向を示した。以上の結果,高位分げつが出現した分げつは,出現しなかった分げつより1穂籾数,1穂玄米重および登熟歩合が大きいことから,出穂期前の蓄積炭水化物が豊富で,しかも出穂期後の炭水化物生産量が多いと推察された。また,高位分げつが出現した分げつの収量関連形質が大きいほど,高位分げつ自身の収量関連形質も大きいことが明らかとなった。
索引語分げつ;出現;高位分げつ;収量関連形質;1穂玄米重;湛水直播水稲;登熟歩合;分;両区;高位分げつ自身
引用文献数24
登録日2014年09月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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