Leucocytozoon caulleryi感染鶏に対するSulfamonomethoxine-Freeの治療的投与法

Leucocytozoon caulleryi感染鶏に対するSulfamonomethoxine-Freeの治療的投与法

レコードナンバー872938論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00020468NACSIS書誌IDAN10164260
著者名中村 好一
桑野 昭
板鼻 秀信
石井 良和
尾崎 義隆
書誌名動物の原虫病 = Journal of animal protozoosis
別誌名Journal of animal protozooses
発行元動物の原虫病研究会
巻号,ページ28巻・ 1号, p.41-48(2013-12)ISSN09157506
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抄録Leucocytozoon caulleryi(L.c.)に対するsulfamonomethoxine-Free(SMMX-F)の治療効果についての報告は少なく,SMMX-FがL.c.原虫のどの発育ステージに有効であるか,また,適切な投与時期および投与量については知られていない。今回,雛にL.c.スポロゾイト10 3個を接種した後,SMMX-Fを25,50または100ppmを添加した飼料をそれぞれ接種後1日目から18日目まで1日ずつ投与開始時期をずらして23日目まで連続投与することで,SMMX-Fがどの発育ステージに有効であるかを検討した。SMMX-Fのシゾントに対する有効性は,ゲル内沈降反応による血清中の第2代シゾントの抗原および抗体の有無とその動態,および,末梢血液中のメロゾイトとガメトサイトの有無によって判定した。また,SMMX-Fのガメトサイトに対する有効性は,ガメトサイトの数および感染能力で判定した。その結果,L.c.接種後から11日目まで50ppm以上のSMMX-Fを添加した飼料を与えた群ではシゾントに対する有効性がみられ治療効果が確認された。さらに,接種後15日目までに25ppm以上のSMMX-Fを添加した飼料を与えた各群ではシゾントに対する有効性は認められなかったが,形成されたガメトサイトがニワトリヌカカ体内でスポロゾイトに発育できないことが確認された。以上の結果から,L.c.に対するSMMX-Fの効果は,全てのステージのL.c.原虫に認められることが明らかになった。また,L.c.を治療するには,感染後11日目までにSMMX-F 50-100ppmを添加し始めると有効であり,さらに,発生農場において感染拡大を防止するには,感染後15日目までにSMMX-F 25-100ppmを飼料に添加すると有効であると考えられた。
索引語L.c;ガメトサイト;添加;飼料;有効性;治療効果;原虫;発育ステージ;有無;判定
引用文献数19
登録日2014年09月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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