マレック病,鶏痘およびワクモに罹患した採卵鶏からの細網内皮症ウイルスの分離

マレック病,鶏痘およびワクモに罹患した採卵鶏からの細網内皮症ウイルスの分離

レコードナンバー873063論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011607NACSIS書誌IDAN0007252X
著者名井上 大輔
藤巻 章郎
鈴木 義久
竹馬 工
中村 諒子
岩本 仁司
北村 裕紀
谷口 佐富
書誌名鶏病研究会報
別誌名Journal of the Japanese Society on Poultry Diseases
鶏病研究会報
巻号,ページ50巻・ 2号, p.81-86(2014-08)ISSN0285709X
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抄録2010年9月,一採卵鶏農場の1群で死亡率が増加し,病理組織学的検査によりマレック病(MD),鶏痘(FP)およびワクモの混合感染症と診断された。しかし,当該群はMD,FPワクチン接種済みであったことから,これらの発症原因を追求するため病原学的検索を行った。その結果,6/10羽からマレック病ウイルスのmeq遺伝子が検出され,2/4羽から鶏痘ウイルス(FPV),5/10羽から細網内皮症ウイルス(REV)が分離された。FPVにはREV遺伝子全長の挿入が認められた。このREVプロウイルスと分離されたREVのenv領域の塩基配列はほぼ一致しており,FPVゲノムに挿入されたREVプロウイルスから,REVのウイルス粒子が産生されたこと,ワクモの媒介などによりFPVが鶏群内で広く伝播したことに伴いREVがまん延した可能性が考えられた。なお,1974年のワクチン接種事故以外で,野外の鶏からREVが分離されたのは国内初事例であり,REVの野外浸潤が確認された。
索引語ワクモ;REV;分離;マレック病;鶏痘;細網内皮症ウイルス;鶏;挿入;REVプロウイルス;一採卵鶏農場
引用文献数24
登録日2014年10月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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