極短穂型飼料イネ品種「たちすずか」によるホールクロップサイレージの栄養価と第一胃内分解性
極短穂型飼料イネ品種「たちすずか」によるホールクロップサイレージの栄養価と第一胃内分解性
レコードナンバー | 873110 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014871 | NACSIS書誌ID | AN00194108 |
著者名 | 河野 幸雄 新出 昭吾 神田 則昭 城田 圭子 福馬 敬紘 塚崎 由子 | ||
書誌名 | 日本草地学会誌 | ||
別誌名 | 日本草地学会誌 Japanese journal of grassland science Glassland science Journal of Japanese Society of Grassland Sciences Journal of Japanese Society of Grassland Science | ||
発行元 | 日本草地学会 | ||
巻号,ページ | 60巻・ 2号, p.91-96(2014-07) | ISSN | 04475933 |
全文表示 | PDFファイル (497KB) | ||
抄録 | 飼料イネの極短穂型品種「たちすずか」と普通品種「クサノホシ」のホールクロップサイレージの栄養価および第一胃内分解特性の違いを明らかにするため,1年目はヒツジ4頭,2年目はウシ3頭を用いて2回の消化試験を行った。両品種の粗蛋白質,粗脂肪および可溶無窒素物の消化率に差はみられなかったが,粗繊維と中性デタージェント繊維の消化率は「たちすずか」が高かった。ヒツジおよびウシにおける「たちすずか」の可消化養分総量は「クサノホシ」より4.3および5.7ポイント高かった。「たちすずか」は葉鞘を含む茎部の乾物および中性デタージェント繊維の第一胃内有効分解率が「クサノホシ」よりも高く,リグニンとケイ酸含量の低さが要因と考えられた。これらの結果から,「たちすずか」は「クサノホシ」よりホールクロップサイレージの栄養価が優れていることが明らかになった。 | ||
索引語 | クサノホシ;たちすず;ホールクロップサイレージ;栄養価;短穂型飼料イネ品種;第一胃内分解性;消化率;中性デタージェント繊維;飼料イネ;短穂型品種 | ||
引用文献数 | 18 | 登録日 | 2014年10月28日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |