ブタPROP1遺伝子3'UTRに存在するSNPsの同定と雌豚繁殖形質との相関解析

ブタPROP1遺伝子3'UTRに存在するSNPsの同定と雌豚繁殖形質との相関解析

レコードナンバー873162論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015317NACSIS書誌IDAA11157349
著者名溝口 康
吉留 大剛
大石 峻久
齋藤 栞
堀江 紗都子
長野 優子
石原 智大
書誌名獣医疫学雑誌 = The journal of veterinary epidemiology
発行元獣医疫学会
巻号,ページ18巻・ 1号, p.65-71(2014-07)ISSN13432583
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抄録雌豚における繁殖性は,経済的に重要な形質である。繁殖性に関与しているホルモン制御機構には,たくさんの因子が関与しており,下垂体から合成・分泌されているホルモンは,繁殖性に様々な影響を及ぼす。PROP1は,下垂体特異的に発現する転写因子であり,PRL・GHなどの産生を調節している。本研究は,雌豚の繁殖形質に着目し,PROP1遺伝子3'UTRに存在する2箇所のSNPの相関性について解析した。供試動物は,ランドレース(L)種39頭とランドレースとラージホワイトの一代交雑(LW)種277頭を用いた。PROP1遺伝子3'UTRに存在する2箇所のSNP(c.1257G>T,c.1273A>G)のDNA型判定を行った。繁殖成績は,総分娩回数1971における総産子数・生存産子数・死亡子豚数・白子数・ミイラ子豚数・妊娠期間・授乳期間・補正21日齢一腹子豚体重・離乳後初回交配日数・初回交配日齢を抽出した。c.1257G>TにおけるL種の遺伝子型頻度はGG型61.5%,GT型35.9%,TT型2.6%,LW種はGG型88.1%,GT型11.9%,TT型0.0%であった。c.1273A>GにおけるL種の遺伝子型頻度はAA型77.0%,AG型23.0%,LW種はAA型78.0%,AG型22.0%であった。c.1257G>T多型は,L種において総産子数(p<0.01)・生存産子数(p<0.01)で有意な相関性を示した。c.1273A>G多型は,L種において生存産子数(p<0.05),LW種において総産子数(p<0.05)・生存産子数(p<0.01)で有意な相関性を示した。以上のことから,ブタPROP1遺伝子3'UTRに存在する2箇所のSNPは,雌豚繁殖形質に関する遺伝子マーカーになる可能性を示唆した。
索引語生存産子数;SNP;総産子数;p&lt;存在;L種;繁殖性;相関性;1257G&gt;1273A&gt
引用文献数22
登録日2014年10月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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