小面積皆伐地におけるケヤキと先駆樹種の競合

小面積皆伐地におけるケヤキと先駆樹種の競合

レコードナンバー873228論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007946NACSIS書誌IDAN00018105
著者名國崎 貴嗣
田中 友紀
書誌名岩手大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Iwate University Forests
発行元[岩手大学農学部]
巻号,ページ45号, p.47-56(2014-06)ISSN02864339
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抄録ケヤキ人工林に隣接するオウシュウトウヒ人工林内の小面積皆伐地2ヵ所を対象に,樹種組成,優占樹種における初期の樹高成長速度,ケヤキの更新タイプ(前更,後更),樹形級を調べることで,小面積皆伐地におけるケヤキと先駆樹種との数年間の競合過程を推定した。両調査地で,ケヤキ,クサギ,タラノキの3樹種が上位3位を占めた。クサギの樹幹長成長速度はケヤキのそれより有意に高かった。調査地Aのケヤキ75本のうち,前更個体の占める本数割合は83%と推定された。上層に達したのは前更個体のみであり,上層における被圧なしの通直木の本数割合は68%であった。形質の良い通直木を多くするためには,皆伐前に前更個体を多数確保しておく必要があると考えられる。しかし,前更個体のうち,上層に達した通直木は27%を占めるに止まった。このため,多数のケヤキ通直木を確保するためには,前更個体を確保した上で,皆伐後に刈り払い(稚樹段階の刈り出しや幼樹段階の除伐)を実施することが重要と考えられる。
索引語ケヤキ;クサギ;段階;個体;木;小面積皆伐地;先駆樹種;皆伐;推定;確保
引用文献数28
登録日2014年10月29日
収録データベースJASI, AGROLib

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