暑熱対策

暑熱対策

レコードナンバー873240論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011607NACSIS書誌IDAN0007252X
著者名橋本 信一郎
書誌名鶏病研究会報
別誌名Journal of the Japanese Society on Poultry Diseases
鶏病研究会報
巻号,ページ50巻・ p.33-37(2014-09)ISSN0285709X
全文表示PDFファイル (579KB) 
抄録家禽は汗腺をもたない。開口呼吸によって蒸散冷却を行う。ヒートストレスは呼吸器,循環器あるいは電解質の異常を引き起こし,食下量が減少し生産性が損なわれる。高病原性鳥インフルエンザやニューカッスル病などの急性熱性伝染病との鑑別がヒートストレスの診断の前提である。暑熱対策として換気扇による体感温度の低下が重要で,トンネル換気システム鶏舎や風速アップカーテンなども利用される。細霧冷房や散水あるいはクーリングパッドは水の気化熱によって温度を下げる。鶏舎等の断熱や光線管理も有効である。栄養の暑熱対策としては代謝エネルギー源としての油脂の利用など栄養の調整,電解質やビタミンの補給,給餌や給水の工夫が行われる。夏場における飼育密度の減少や出荷から処理までの時間短縮も取り組まれている。地球温暖化が問題になる中,鶏糞の代替エネルギー源としての利用は石油や天然ガスなどの化石燃料の使用減につながり,温暖化ガス排出削減に貢献する。暑熱対策に使った水の廃水処理や,大規模な暑熱被害に対する民間の物流総合保険も整いつつある。
索引語暑熱対策;水;利用;ヒートストレス;電解質;減少;栄養;高病原性鳥インフルエンザ;細霧冷房;クーリングパッド
引用文献数7
登録日2014年10月29日
収録データベースJASI, AGROLib

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