ミカンキイロアザミウマの走光性に関する作用スペクトルと複眼分光感度との関係

ミカンキイロアザミウマの走光性に関する作用スペクトルと複眼分光感度との関係

レコードナンバー873265論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014825NACSIS書誌IDAN00186121
著者名大谷 洋子
若桑 基博
蟻川 謙太郎
書誌名日本応用動物昆虫学会誌
別誌名Japanese journal of applied entomology and zoology
日本応用動物昆虫学会誌
巻号,ページ58巻・ 3号, p.177-185(2014-08)ISSN00214914
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抄録LEDライトを光源とする単一波長に対するミカンキイロアザミウマFrankliniella occidentalis (Pergande)の反応行動を調べた。あわせて,光強度と反応行動との関係を走光性作用スペクトルとして示した。さらに,網膜電図(Electroretinogram: ERG)法を用い,複眼分光感度を調べた。その結果,355~660nmの光に対して,フォトン数が大きくなるほど本種雌成虫の誘引活性は高まり,355nmおよび525nm付近の波長の光に対して同程度に高かった。これは,本種雌雄成虫の複眼分光感度が360nmおよび500nmで極大となり,その感度は同等であったこととおおむね一致した。このことから,本種の走光性作用スペクトルは,複眼分光感度とほぼ一致していると結論した。さらに,複眼分光感度が極大を示した355nmと525nmの2波長の選択実験を行ったところ,355nmを強く選好した。これは,複数の光源が存在する条件下では紫外光を選好することを示唆した。
索引語複眼分光感度;光;関係;ミカンキイロアザミウマ;光源;反応行動;走光性作用スペクトル;極大;一致;選好
引用文献数36
登録日2014年10月29日
収録データベースJASI, AGROLib

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