天然型アブシジン酸の土壌散布がウンシュウミカンの果実肥大と品質に及ぼす影響
天然型アブシジン酸の土壌散布がウンシュウミカンの果実肥大と品質に及ぼす影響
レコードナンバー | 873355 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20005635 | NACSIS書誌ID | AN00164184 |
著者名 | 河合 義隆 岡本 真依 白石 亮 藤澤 弘幸 | ||
書誌名 | 東京農業大学農学集報 | ||
別誌名 | Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku 東京農大農学集報 東農大農学集報 農学集報 東京農業大学農學集報 | ||
発行元 | 東京農業大学 | ||
巻号,ページ | 59巻・ 2号, p.114-120(2014-09) | ISSN | 03759202 |
全文表示 | PDFファイル (1409KB) | ||
抄録 | 植物ホルモンの天然型アブシジン酸(S-ABA)を土壌散布処理し,ウンシュウミカンの果実の肥大と品質に及ぼす影響を2009年と2010年に調べた。両年ともS-ABA土壌散布(0,0.1,1,10ppm)を果実肥大期の7月と9月に2回行ったところ,果実の肥大が促進され,S-ABA区で果重,果実の横径,縦径が大きくなった。一方,果皮色は,S-ABA処理区で着色が両年とも抑制された。糖含量はS-ABA処理区で低くなりS-ABA10ppm区が最も低かった。酸度はS-ABA処理区と対照区の間に有意な差はみられなかった。果汁中のカリウム含量が対照区に比較してS-ABA処理区で高く,その処理濃度が高くなるにつれてカリウム含量が増加した。これらの結果より,根へのS-ABA処理は果実の肥大と成熟に作用することが示された。 | ||
索引語 | ウンシュウミカン;果実;ABA処理区;肥大;天然型アブシジン酸;品質;影響;カリウム含量;ABA;果実肥大期 | ||
引用文献数 | 22 | 登録日 | 2014年10月29日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |