ハトムギ新品種「とりいずみ」の育成とその特性
ハトムギ新品種「とりいずみ」の育成とその特性
レコードナンバー | 873480 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20003504 | NACSIS書誌ID | AA11598810 |
著者名 | 手塚 隆久 松井 勝弘 原 貴洋 森下 敏和 | ||
書誌名 | 九州沖縄農業研究センター報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center (NARO/KARC) Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Kyushu Okinawa Reg. 九州沖縄農研報告 | ||
発行元 | 農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター | ||
巻号,ページ | 62号, p.1-9(2014-09) | ISSN | 13469177 |
全文表示 | PDFファイル (795KB) | ||
抄録 | ハトムギ(Coix lacryma-jobi L. )「とりいずみ」は九州沖縄農業研究センターにおいて育成され,2011年に種苗登録出願が公表された。本品種は1996年に導入品種「光州」と系統「EMS200-2-d-10-4-2-4」を交配し,系統育種法で育成された。「光州」は短稈の中生で熟色に艶がある韓国からの導入品種,「EMS200-2-d-10-4-2-4」は多収性品種「岡山在来」由来の晩生短稈突然変異系統である。育成地での本品種の草丈は「あきしずく」よりやや高く,茎数は「あきしずく」よりやや少なく,茎は「あきしずく」よりやや太い。着粒数は「あきしずく」と同程度で多く,粒は小さいので百粒重が軽い。熟期は「あきしずく」と同じ中生に属する。収量性は「あきしずく」と同程度である。葉枯病抵抗性は葉枯程度が「あきしずく」と同程度で少なく,病害による不稔粒が「あきしずく」よりやや少ない。「とりいずみ」は幼苗時の葉鞘色が赤紫,柱頭色が濃い赤紫である。 | ||
索引語 | しずく;育成;とり;中生;本品種;導入品種;光州;赤紫;Coix;短稈 | ||
引用文献数 | 6 | 登録日 | 2014年11月21日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |