遺伝子組換えカイコの飼育における生物多様性影響の評価手法の構築

遺伝子組換えカイコの飼育における生物多様性影響の評価手法の構築

レコードナンバー873529論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20023854NACSIS書誌IDAA12145323
著者名河本 夏雄
津田 麻衣
岡田 英二
飯塚 哲也
桑原 伸夫
瀬筒 秀樹
田部井 豊
書誌名蚕糸・昆虫バイオテック = Sanshi-konchu biotec
別誌名Sanshi・konchu biotec
発行元日本蚕糸学会
巻号,ページ83巻・ 2号, p.171-179(2014-08)ISSN18810551
全文表示PDFファイル (7011KB) 
抄録養蚕業の振興とカイコを用いた新産業創出のため,蛍光を発するなど付加価値の高い絹糸を生産する遺伝子組換えカイコの開発が進められている。遺伝子組換えカイコを養蚕農家で飼育するための第一種使用規程の承認を得るには,生物多様性への影響が高まることがないことを示す必要がある。カイコは本来,野外で自立的に生存・繁殖することはないが,近縁野生種であるクワコとの交雑による影響を考慮することが求められる。養蚕農家でカイコが屋外に出るのは飼育残渣に幼虫が混入する場合であり,それを想定して屋外にカイコを放飼したところ,鳥類やアリ類等による捕食を受けることにより,交雑可能な成虫が生じることがないことが明らかになった。また,遺伝子組換えカイコの行動特性の評価として,幼虫の行動範囲と雌成虫の産卵範囲を調査する手法を開発した。有害物質の産生性については,遺伝子組換え植物での事例に準じた手法を適用してその有効性を示した。以上のことにより,遺伝子組換えカイコの生物多様性影響を評価する手法が構築された。
索引語遺伝子組換えカイコ;カイコ;手法;飼育;生物多様性影響;構築;影響;開発;養蚕農家;屋外
引用文献数20
登録日2014年11月21日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat