糖ガラスによるタンパク質の熱安定化に関する分子動力学シミュレーション

糖ガラスによるタンパク質の熱安定化に関する分子動力学シミュレーション

レコードナンバー873665論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20014033NACSIS書誌IDAA12076107
著者名鈴木 哲夫
書誌名日本食品工学会誌 = Japan journal of food engineering
別誌名日本食品工学会誌
JSFE
発行元日本食品工学会
巻号,ページ11巻・ 3号, p.117-123(2010-09)ISSN13457942
全文表示PDFファイル (834KB) 
抄録「食品の物性そして水」の一編として,ガラス状態(アモルファス状態)の糖によるタンパク質の熱安定化に関する実験と分子動力学(MD)シミュレーションの研究例を紹介した。最初に分子シミュレーション,とくにMDシミュレーションの概要を述べたのち,糖によるタンパク質の熱安定化についての実験とMD計算の事例を報告した。実験では,糖-酵素水溶液を凍結乾燥して得られた試料について,高温保存時の熱失活に関する実験結果から,同一の糖において,ガラス状態である方が結晶化した場合より熱安定化作用が強いことを示した。対応するMDシミュレーションの結果から,熱安定化作用は糖-タンパク質間の水素結合数だけでなく,水素結合の寿命にも依存していることが示唆された。分子シミュレーションは今後益々実験を補完する有用な道具となっていくものと考えられる。
索引語糖;実験;熱安定化;タンパク質;糖ガラス;ガラス状態;分子シミュレーション;MDシミュレーション;熱安定化作用;結果
引用文献数10
登録日2014年11月21日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat