κ-カラギーナンが米飯の食後血糖値に及ぼす影響

κ-カラギーナンが米飯の食後血糖値に及ぼす影響

レコードナンバー873735論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012295NACSIS書誌IDAN10467499
著者名不破 眞佐子
中西 由季子
森高 初惠
書誌名日本食品科学工学会誌
別誌名日本食品科学工学会誌
発行元日本食品科学工学会
巻号,ページ61巻・ 10号, p.497-507(2014-10)ISSN1341027X
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抄録米飯摂取後の血糖値上昇抑制を目的として,米飯炊飯時にκ-カラギーナンを添加した場合(CP添加米飯)と,米飯にκ-カラギーナンゲルあるいはCaCl2添加κ-カラギーナンゲルを混合して摂取した場合(CG混合米飯,CG-CaCl2混合米飯)について,単独で炊飯した米飯(基準米飯)と比較して検討した。CP添加米飯摂取被験者における血糖値は,摂取後15分および30分では,1.0%以上で基準米飯摂取被験者の血糖値よりも有意に低く,摂取後45分においては,1.6%で基準米飯摂取被験者の血糖値よりも有意に低かった。基準米飯摂取被験者のGIと比べて1.0%以上CP添加米飯摂取被験者のGIで,グルコース放出量は0.5%以上CP添加米飯で有意に低下した。CG混合米飯摂取被験者の各測定時間における血糖値は,各試料間において有意な差は見られなかったが,基準米飯と比較してGIは1.0%以上,グルコース放出量は1.6%において有意に低下した。CG-CaCl2混合米飯摂取被験者のGIおよびグルコース放出量に基準米飯と比較して有意差は見られなかった。CP添加米飯においては,客観測定および主観評価のテクスチャーの硬さは,0.5%以上のκ-カラギーナン添加により有意に増加した。これらのことから,κ-カラギーナンによる血糖上昇抑制については,CP添加米飯で最も効果が高く,次いでCG混合米飯であり,CG-CaCl2混合米飯では測定の範囲でその効果は認められなかった。
索引語カラギーナン;CP添加米飯;血糖値;カラギーナンゲル;GI;米飯;基準米飯;比較;基準米飯摂取被験者;グルコース放出量
引用文献数20
登録日2015年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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