養鱒場の水温変動の特徴と降水の影響

養鱒場の水温変動の特徴と降水の影響

レコードナンバー873744論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20035800NACSIS書誌IDAA1235617X
著者名鈴木 邦弘
松山 創
書誌名静岡県水産技術研究所研究報告 = Bulletin of Shizuoka Prefectural Research Institute of Fishery
別誌名静岡水技研研報
Bull. Shizuoka Pref. Res. Inst. Fish.
静岡県水技研研報
発行元静岡県水産技術研究所
巻号,ページ47号, p.15-21(2014-10)ISSN18830382
全文表示PDFファイル (2833KB) 
抄録静岡県内の4養鱒場7地点において,水温データロガーにより観測した毎正時の水温と気象データを解析し,各地点の水温変動の特徴と水温変動に及ぼす降水量の影響を評価した。水温変動は,水源が湧水の場合は小さく,河川水の場合は大きかった。また,同一の河川では,湧出場所からの距離が遠いほど水温の年平均値が高く,変動も大きい傾向がみられた。さらに,6~9月の急激な水温上昇は台風などによる大雨の日と,11~3月の水温の急降下は低気圧に伴う気温の低下日と一致した。大雨の影響を最も強く受けていた富士宮市淀師地区の養鱒場では,時間降水量あたりの水温上昇幅は0.0848℃/mmであり,大雨警報が発令される時間降水量50mmでは1時間で水温が4.2℃上昇すると推定された。以上のことから,夏季の大雨は水温を急変動させるため,養鱒業者は定時水温の記録を心掛け,天気予報による情報から水温上昇を警戒しておく必要があると考えられた。
索引語水温;水温変動;影響;大雨;養鱒場;特徴;水温上昇;変動;上昇;降水
引用文献数14
登録日2015年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat