ヒコバエを利用した周年屋外移動放牧技術の開発

ヒコバエを利用した周年屋外移動放牧技術の開発

レコードナンバー873757論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20025129NACSIS書誌IDAA12180299
著者名大石 克己
林 宏美
堀北 直樹
澤口 和宏
福井 弘之
北川 師士
中井 文徳
書誌名徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究所研究報告 = Bulletin of Tokushima prefectural Agriculture, forestry and fisheries technology support center livestock research institute
別誌名徳島県畜産研究所研究報告
Bull. Tokushima. Pref. Lives. Res. Ins.
徳島畜研報
発行元徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究所
巻号,ページ10号, p.15-18(2011-03)ISSN18812619
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抄録飼料自給率の向上や生産コストの削減等を図るため,野草を利用した和牛の耕作放棄地放牧が普及しつつある。しかしながら,従来から周年屋外放牧を実施するうえで冬期飼料の確保が問題となっていた。そこで,本報告では水稲収穫後,旺盛に再生するヒコバエに着目し,食料米品種毎のヒコバエ生育調査,施肥試験,飼養試験,水田放牧試験を行った。その結果 1) 早期米は晩生米より生育が早く,黄熟期の生産量は約350DMkg/10aであった。2) ヒコバエ生育に伴い,水分や粗蛋白含有量は減少,子実充実により炭水化物は増加,粗繊維は減少した。3) 水稲収穫直後の尿素施肥6.4kgN/10aは無施肥区より有意に増収となった。4) TDN(DM%)は出穂期65.4,黄熟期59.0,枯草期57.5であった。5) 血液性状は水田放牧経過とともにβ-カロテンおよびビタミンEは減少したが,補助飼料給与により改善された。これらのことにより,ヒコバエは栽培管理が不要で生産量や栄養価も高いことから,冬期水田放牧に有用な未利用資源であることが示唆された。
索引語減少;利用;生産量;水稲収穫後;黄熟期;子実充実;TDN;ビタミンE;ヒコバエ;周年屋外移動放牧技術
引用文献数5
登録日2015年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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