蒸気処理機を用いた耕地雑草埋土種子の死滅技術開発

蒸気処理機を用いた耕地雑草埋土種子の死滅技術開発

レコードナンバー873827論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015078NACSIS書誌IDAN00097258
著者名西村 愛子
浅井 元朗
澁谷 知子
黒川 俊二
中村 浩也
書誌名雑草研究
別誌名日本雑草学会会報
Journal of weed science and technology
Weed research
発行元日本雑草防除研究会
巻号,ページ59巻・ 3号, p.167-174(2014-09)ISSN0372798X
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抄録中央農業総合研究センターでは,蒸気を利用した雑草の埋土種子死滅技術の確立を目標に自走式蒸気処理機を開発中である。本研究では,1) 形状を異にした装置による蒸気処理が地表面種子の死滅に及ぼす影響,2) 種子の埋土深度と種子死滅との関係,3) 種子の吸水有無と種子死滅との関係,を検討した。1) 装置の形状は,処理時の温度の上昇を通じ地表面種子の死滅や休眠打破に影響した。蒸気噴出部(インジェクタ)を気密性の高い保温カバーで覆った装置では地表面温度は最高で95℃となった。この処理による地表面種子の死滅率は,マメアサガオで88%,ネズミムギで46%,ハルタデで97%であった。蒸気の気密性が劣り地表面温度が60℃あるいは84℃となる蒸気処理において,マメアサガオ種子の硬実打破が認められた。2) 土壌深度5cmに埋土した上記3草種の種子においては,蒸気による土壌深度5cm地点の加熱効果が低く,種子の死滅率は高まらなかった。3) 吸水させたネズミムギ種子を蒸気処理した(処理時の地表面温度は95℃)場合,種子の死滅率は100%で,乾燥種子と比べ有意に高い値を示した。
索引語種子;蒸気;蒸気処理;装置;地表面種子;死滅率;耕地雑草埋土種子;死滅;種子死滅;地表面温度
引用文献数30
登録日2015年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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