キクにおける限界日長と花芽分化抑制に効果の高い暗期中断の時間帯との関係

キクにおける限界日長と花芽分化抑制に効果の高い暗期中断の時間帯との関係

レコードナンバー873961論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名白山 竜次
郡山 啓作
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ13巻・ 4号, p.357-363(2014-10)ISSN13472658
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抄録夏秋ギク5品種および秋ギク5品種を用いて,それぞれの品種の限界日長と効果の高い暗期中断時間帯の関係について調査した。夏秋ギク‘フローラル優香’,‘岩の白扇’,‘サザングレープ’,‘サザンチェルシー’および‘サザンペガサス’の8月開花における限界日長(暗期長)は,15(9)~16(8)時間で,暗期開始(Dusk)から花芽分化抑制効果の高い時間(NBmax)までの時間(Dusk-NBmax)は,電照時間1時間を加えると6.5~8.5時間であった。一方,秋ギク‘神馬’,‘山陽黄金’,‘雪姫’,‘白粋’および‘秀芳の力’の12月開花における限界日長(暗期長)は,5品種ともに13(11)時間で,秋ギク5品種のDusk-NBmaxは,電照時間40分を加えると概ね9~10.5時間であった。秋ギクに比較して限界暗期長の短い夏秋ギクはDusk-NBmaxも秋ギクに比較して短かった。これらの結果は,各品種のDusk-NBmaxはそれぞれの限界暗期の長さと連動しており,限界暗期長付近の暗期中断が最も花芽分化に影響を及ぼしていることを示し,個々の品種の限界日長が確認できれば,効果の高い電照時間帯を推定できる可能性を示唆する。
索引語限界日長;Dusk;時間;秋ギク;効果;夏秋ギク;暗期長;NBmax;関係;暗期中断
引用文献数20
登録日2015年02月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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