籾米配合飼料とコーングルテンミール添加が産卵成績に及ぼす影響
籾米配合飼料とコーングルテンミール添加が産卵成績に及ぼす影響
レコードナンバー | 890017 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00021130 | NACSIS書誌ID | AN00334182 |
著者名 | 佐藤 真理子 佐藤 智之 石川 敬之 笹木 教隆 | ||
書誌名 | 福井県畜産試験場研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Fukui Experiment Station of Domestic Animal Industry | ||
発行元 | [出版者不明] | ||
巻号,ページ | 27号, p.25-30(2014-11) | ISSN | 03893537 |
全文表示 | PDFファイル (726KB) | ||
抄録 | 市販成鶏用配合飼料への飼料用米配合が鶏卵生産へ及ぼす影響と、コーングルテンミール(CG)添加により飼料用米配合時に不足する栄養補正を行う効果について検討した。試験には24~64週齢のジュリアライトを供試し、市販成鶏用配合飼料を給与した群を対照区とし、籾米5%、10%、20%区、CG+籾米5%、10%、20%区、CG+玄米5%、10%区を試験区とした。その結果、産卵率は籾米20%区は対照区に比べ低くなったものの(P<0.05)、CG+籾米20%区では差はみられなかった。飼料要求率は、籾米20%区が対照区およびCG+籾米10%区に比べ高かった(P<0.05)。CG+玄米10%では卵重が減少した(P<0.05)。卵殻厚はCG+籾米20%区が籾米5%区に比べ薄くなった(P<0.05)。卵黄色は籾米20%区で淡くなったものの(P<0.05)、CG+籾米20%区では対照区と同等の色であった。経済性において最も優れていたのはCG+籾米10%区であった。以上より籾米の添加率が10%以内であればCGを添加しなくても生産性は維持できるが、CGの添加により利益向上が期待できる。籾米を20%配合する場合は卵黄色の淡明化、産卵率低下を改善するためにCGの添加が有効であると思われた。 | ||
索引語 | P<添加;市販成鶏用配合飼料;卵黄色;CG;籾米;影響;米;飼料用米配合;鶏卵生産 | ||
引用文献数 | 9 | 登録日 | 2015年03月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |