食事誘導性の糖・脂質代謝異常の遺伝因子に関する研究

食事誘導性の糖・脂質代謝異常の遺伝因子に関する研究

レコードナンバー890059論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014795NACSIS書誌IDAN00311992
著者名小林 美里
書誌名日本栄養・食糧学会誌
別誌名日本栄養・食糧学会誌
発行元日本栄養・食糧学会
巻号,ページ67巻・ 6号, p.283-289(2014-12)ISSN02873516
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抄録2型糖尿病や脂肪肝は,その発症に環境因子と遺伝素因とが関与する多因子疾患である。そこで,食事条件と相互作用してこれらの生活習慣病を発症させる疾患感受性遺伝子の解明を目指して,食事因子と遺伝因子とを厳密に制御できるモデル動物を用いた遺伝解析を行なった。第一に,マウスSMXA組換え近交系統群を用いて,非糖尿病・非脂肪肝のゲノムに潜在している複数の疾患感受性遺伝子が組み合わさることによって糖尿病や脂肪肝が発症することを証明した。次に,マウス第2番染色体に高脂肪食摂取によって糖尿病形質を誘導する量的形質遺伝子座(QTL)の存在を示し,第12番染色体に脂肪肝発症を誘導するQTLを同定した。さらに,この脂肪肝のQTLの候補遺伝子が肝臓脂質代謝へ関与する可能性を得た。今後,食事因子と相互作用する疾患感受性遺伝子の同定を目指して研究を進め,その疾患遺伝子の食事因子による制御機構についても研究を展開したい。
索引語QTL;研究;脂肪肝;発症;疾患感受性遺伝子;食事因子;遺伝因子;関与;相互作用;誘導
引用文献数17
登録日2015年03月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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