筋肉内ATPによる冷凍カンパチ血合肉の褐変抑制
筋肉内ATPによる冷凍カンパチ血合肉の褐変抑制
レコードナンバー | 890114 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20005660 | NACSIS書誌ID | AN00193422 |
著者名 | 井ノ原 康太 黒木 信介 尾上 由季乃 濱田 三喜夫 保 聖子 木村 郁夫 | ||
書誌名 | 日本水産學會誌 | ||
別誌名 | Nippon suisan gakkaishi NSUGAF 日本水産学会誌 | ||
発行元 | 日本水産學會 | ||
巻号,ページ | 80巻・ 6号, p.965-972(2014-11) | ISSN | 00215392 |
全文表示 | PDFファイル (1448KB) | ||
抄録 | 冷凍水産物は一般に-20℃で流通しているが,凍結保蔵中にミオグロビン(Mb)のメト化が進行し商品価値を失う。我々はATPのMbメト化抑制作用を前報で報告した。本研究では-20℃保蔵におけるカンパチ血合肉のメト化に及ぼすATPの作用について検討した。養殖カンパチを活けしめ後,筋肉中のATP濃度が異なる魚肉を調製し-50℃で急速凍結後,-20℃で4ヶ月間貯蔵しメト化進行を測定した結果,高濃度ATPを含有する魚肉でメト化抑制を示した。また,本研究のためにカンパチMbのメト化率測定法を確立した。 | ||
索引語 | ATP;筋肉内ATP;冷凍カンパチ血合肉;褐変抑制;メト化;魚肉;ミオグロビン;カンパチ血合肉;作用;養殖カンパチ | ||
引用文献数 | 18 | 登録日 | 2015年03月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |