生物検定法による露地キュウリ圃場でのホモプシス根腐病菌の検出結果と聞き取り調査による予測との違い

生物検定法による露地キュウリ圃場でのホモプシス根腐病菌の検出結果と聞き取り調査による予測との違い

レコードナンバー890161論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015089NACSIS書誌IDAN00052373
著者名永坂 厚
書誌名北日本病害虫研究会報
別誌名Annual report of the Society of Plant Protection of North Japan
北日本病害虫研究会報
発行元北日本病害虫研究会
巻号,ページ65号, p.47-49(2014-12)ISSN0368623X
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抄録宮城県南部の1キュウリ産地におけるホモプシス根腐病菌による汚染状況を把握するため,未調査の全圃場から生物検定法による検出を行った。また,過去の萎れの発生状況の聞き取りによる,本病の潜在的汚染の予測の可能性を検討した。生物検定法では7筆で病原菌が検出されたが,聞き取り調査において本病発生の疑いのあった2筆とは異なっており,聞き取り調査のみによる本病の発生予測は困難と考えられた。生物検定法において陽性と判定された圃場は産地内での2地区に偏在しており,農機具や人の移動による汚染の拡大が疑われた。この中には追跡調査で萎凋症状がほとんど認められなかった圃場も含まれており,本病によるキュウリの萎凋症状発生前に,生産者が病原菌の侵入を認知することは困難と考えられた。また,生物検定法で陰性であった場合においても汚染圃場の生産者と交流があった農家の圃場では,作物残さの根部に発病が確認される事例が認められた。これらのことから,生産者間の交流についても本病の伝搬経路となる疑いが強く,より強い警戒が必要と考えられた。
索引語生物検定法;圃場;ホモプシス根腐病菌;本病;聞き取り調査;予測;生産者;検出;病原菌;疑い
引用文献数8
登録日2015年03月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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