加工時のゼオライト処理による梅漬け中の放射性セシウム含量の低減
加工時のゼオライト処理による梅漬け中の放射性セシウム含量の低減
レコードナンバー | 890477 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20004168 | NACSIS書誌ID | AA11608561 |
著者名 | 関澤 春仁 丹治 克男 吉岡 邦雄 | ||
書誌名 | 園芸学研究 | ||
別誌名 | Horticultural research (Japan) | ||
発行元 | 園芸学会 | ||
巻号,ページ | 14巻・ 1号, p.69-74(2015-01) | ISSN | 13472658 |
全文表示 | PDFファイル (2032KB) | ||
抄録 | 食品添加物として指定されるゼオライトは陽イオン交換能を有し,放射性セシウムを吸着することが知られている。本研究で梅漬け加工時のゼオライト処理による放射性セシウムの低減効果を調べた結果,梅漬けの果肉中の放射性セシウムはゼオライトを添加することにより低減した。ゼオライトを添加しなかった場合の梅漬けの果肉の放射性セシウム濃度を100%とすると,ゼオライトを10%添加した場合の放射性セシウム濃度は55%になり,ゼオライトを20%添加した場合は54%になった。一方,造粒ゼオライトを10%添加した場合は放射性セシウムが74%になった。さらに,塩水を用いて加工した場合,10%のゼオライトを添加することにより放射性セシウム濃度は31%に低減した。 | ||
索引語 | ゼオライト;添加;放射性セシウム;低減;放射性セシウム濃度;ゼオライト処理;梅漬け;用いて加工;放射性セシウム含量;果肉 | ||
引用文献数 | 16 | 登録日 | 2015年04月17日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |