カキ‘富有’の夏秋季の気温低下と果実肥大との関係

カキ‘富有’の夏秋季の気温低下と果実肥大との関係

レコードナンバー890498論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20034196NACSIS書誌IDAA12406981
著者名新川 猛
鈴木 哲也
雨宮 剛
尾関 健
西垣 孝
書誌名岐阜県農業技術センター研究報告
別誌名岐阜農技セ報
発行元岐阜県農業技術センター
巻号,ページ14号, p.10-15(2014-03)ISSN18829104
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抄録温暖化の進行に伴って,カキの栽培環境は大きく変化してきている。本研究では,カキ‘富有’果実の発育と気温との関係についての解析を行うとともに,気象要因から果実サイズを予測することが可能かどうかについて検討を行った。1998~2012年の15年間のカキの生育ステージは,1983~1997年の15年間と比較して,開花期が有意に前進化しているが,収穫期には変化が認められず,果実の生育日数は長くなっていた。果実肥大は,果実生長第I期の果周増加が促進される一方,果実生長第III期の果周増加が抑制されており,肥大パターンに変化が生じていた。果実生長第III期は,秋季の気混と有意な相関が認められ,特に9月の平均気温との相関が高かった。また日平均気温23℃以下の初遭遇日との間に相関が認められた。この温度は,カキの着色とも関連が強いことから,果実成熟全般を進めるスイッチとして機能しているものと推察された。9月の平均気温と各選果場の階級比率は高い相関が認められ,夏から秋に替わる気象要因を説明変数に用いた重回帰分析によって,収穫時の果実重は高い精度で予測が可能(R2=0.936***)であった。
索引語カキ;富有;相関;果実;果周増加;変化;関係;夏秋季;果実肥大;平均気温
引用文献数17
登録日2015年04月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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