樹幹害虫フタモンマダラメイガとヒメコスカシバによるカキの被害実態とジアミド系殺虫剤の高濃度少量散布による被害抑制効果について

樹幹害虫フタモンマダラメイガとヒメコスカシバによるカキの被害実態とジアミド系殺虫剤の高濃度少量散布による被害抑制効果について

レコードナンバー890499論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20034196NACSIS書誌IDAA12406981
著者名杖田 浩二
妙楽 崇
鈴木 俊郎
書誌名岐阜県農業技術センター研究報告
別誌名岐阜農技セ報
発行元岐阜県農業技術センター
巻号,ページ14号, p.16-21(2014-03)ISSN18829104
全文表示PDFファイル (1890KB) 
抄録ヒメコスカシバとフタモンマダラメイガはカキの樹幹害虫であり,その生態は不明な点が多い。そこで,両種の発生および被害実態を解明するとともに,ジアミド系殺虫剤フルベンジアミドを高濃度で樹幹部に少量散布することによる被害抑制効果を検討した。フェロモントラップによる2種の発生消長を調査したところ,ヒメコスカシバは年2回程度,フタモンマダラメイガは年4回程度発生し,その消長は年次間で大きな差はなかった。両種幼虫が排出する虫糞の噴出箇所数の推移は,7月下旬と11月上旬にピークを持つ2山型を示し,前者はヒメコスカシバが,後者はフタモンマダラメイガが主な加害種と考えられた。ジアミド系殺虫剤の高濃度希釈を主枝から樹幹部にかけて散布することにより,樹幹害虫の被害を長期間抑制できた。フルベンジアミド水和剤を用いた場合,希釈倍率は200倍,散布薬量は樹当たり2lが最適であり,被害抑制効果は少なくとも100日以上と考えられた。さらに,電動噴霧器を用いて本処理を行うことで,農薬の目的外飛散は大幅に抑制できると考えられた。
索引語ヒメコスカシバ;被害抑制効果;フタモンマダラメイガ;ジアミド系殺虫剤;カキ;被害実態;発生;樹幹害虫;樹幹部;点
引用文献数8
登録日2015年04月17日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat