宮城県におけるイカナゴ漁業の全国位置と課題
宮城県におけるイカナゴ漁業の全国位置と課題
レコードナンバー | 890527 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ20005892 | NACSIS書誌ID | AN10474880 |
著者名 | 永島 宏 | ||
書誌名 | 宮城県水産研究開発センター研究報告 | ||
発行元 | 宮城県水産研究開発センター | ||
巻号,ページ | 16号, p.3-19(2000-02) | ISSN | 13402595 |
全文表示 | PDFファイル (4754KB) | ||
抄録 | 1 宮城県は全国イカナゴ漁獲量10万トンの約1割を水揚している(全国3位)。養殖餌料に使用される冷凍加工向け成魚(メロード)約1千トンと,煮干加工向け2千5百トン・冷凍加工向け7千5百トン計1万トンの当歳魚(コウナゴ)を漁獲し,県内で煮干加工製品約7百トン(全国3位),冷凍加工品7千5百トン(全国2位)を生産して,全国に出荷している。また,近年では原魚の一部を隣県へ出荷している。2 冷凍加工品生産については,全国主要産地の北海道よりも3ヶ月早く盛期となり,冷凍加工原魚産地価格形成の先鞭を切る。3 冷凍加工仕向原魚の産地価格は漁期を通じて安定している。1988年から1997年までの10年間では,全国イカナゴ価格形成にはマイワシの在庫・価格動向が影響を与えていた。4 今後は生産者の自主的組織のなかで,資源調査に基づく漁獲量の決定・市場条件に対応する出荷量の決定・出荷調整機構の確立等を実現させていくことが必要である。 | ||
索引語 | 宮城県;出荷;決定;メロード;コウナゴ;イカナゴ漁業;全国位置;課題;全国;漁獲 | ||
引用文献数 | 14 | 登録日 | 2015年04月17日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |