鮫の浦湾におけるマボヤ浮遊幼生の分布動態
鮫の浦湾におけるマボヤ浮遊幼生の分布動態
レコードナンバー | 890535 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20005892 | NACSIS書誌ID | AN10474880 |
著者名 | 佐々木 良 | ||
書誌名 | 宮城県水産研究開発センター研究報告 | ||
発行元 | 宮城県水産研究開発センター | ||
巻号,ページ | 16号, p.71-83(2000-02) | ISSN | 13402595 |
全文表示 | PDFファイル (13432KB) | ||
抄録 | マボヤ養殖生産量の多い鮫の浦湾において1992年~1996年にマボヤ受精卵,浮遊幼生の分布動態を調査した。表面水温,植物プランクトン沈澱量より大量産卵開始時の環境条件として平均水温は11.3℃であること,産卵開始時にはChaetoceros debilisなど植物プランクトンの増殖現象が各年とも付随することが認められた。湾内におけるマボヤ受精直後卵,尾芽胚期卵,Tadpole浮遊幼生の水平分布を観測した。卵の分布は湾口北部域,幼生分布は湾奥南部域にそれぞれ中心が認められたが,各年によりその分布位置は異なる傾向を示した。湾奥~湾口でポンプ採水による尾芽胚期卵,Tadpole浮遊幼生の鉛直分布を調査した。受精直後卵,尾芽胚期卵の分布は表層~底層,Tadpole浮遊幼生はその地点の中層に蝟集分布が認められた。また,カキ殻コレクターを設置し,Tadpole浮遊幼生の付着状況を調査した。マボヤ付着稚仔量は浮遊幼生の水平・鉛直的な分布動態を反映し湾奥から湾中央域の中層水深帯に多く認められた。 | ||
索引語 | Tadpole浮遊幼生;分布動態;各年;調査;尾芽胚期卵;分布;鮫;浦湾;浮遊幼生;湾奥 | ||
引用文献数 | 18 | 登録日 | 2015年04月17日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |