松島湾におけるマハゼの生活史

松島湾におけるマハゼの生活史

レコードナンバー890536論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005892NACSIS書誌IDAN10474880
著者名酒井 敬一
片山 知史
岩田 剛
書誌名宮城県水産研究開発センター研究報告
発行元宮城県水産研究開発センター
巻号,ページ16号, p.85-92(2000-02)ISSN13402595
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抄録松島湾におけるマハゼの産卵は3月中旬から5月下旬に行われ,着底生活に移行した稚魚は湾内の浅所に6月から出現する。着底後の当歳魚は急速に成長し,11月初旬には体長モードが100mm前後となり,その後,底層水温が10℃を下回ると湾中央部等の深所へ移動する。体長100mm以上の個体は,成長を伴いながら生殖腺が発達し,翌春には産卵に参加する(満1年産卵群)。一方,体長100mmに達しなかった個体は成長が停滞し,成熟の開始は翌年に遅延される(満2年産卵群)。この産卵群の分岐の一要因として,小型の当歳魚は,特に分布が集中する冬期において,大型の当歳魚や1歳魚との食物,生活空間を巡る競争によって成長,成熟が抑制されることが考えられた。
索引語マハゼ;成長;当歳魚;松島湾;産卵;個体;成熟;着底生活;浅所;翌春
引用文献数20
登録日2015年04月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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