海外から導入した暖地型牧草の優良品種選定試験(1)
海外から導入した暖地型牧草の優良品種選定試験(1)
レコードナンバー | 890922 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20031758 | NACSIS書誌ID | AA12193687 |
論文副題 | 生育特性および収量性の評価 | ||
著者名 | 幸喜 香織 稲福 政史 森山 高広 川本 康博 | ||
書誌名 | 試験研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Okinawa Prefectural Livestock and Grassland Reserch Center Bulletin of the Okinawa Prefectural Livestock and Grassland Research Center Bulletin of the Okinawa Prefectural Livestock and Grassland Rese[a]rch Center 沖縄県畜産研究センター試験研究報告 | ||
発行元 | 沖縄県畜産研究センター | ||
巻号,ページ | 51号, p.49-56(2014-11) | ISSN | 18836496 |
全文表示 | PDFファイル (3618KB) | ||
抄録 | 暖地型牧草は数多くあるが,実際に利用される草種はほぼ4草種(ローズグラス,ディジットグラス,ギニアグラス,ジャイアントスターグラス)に限定されている。海外で流通する草種・品種でまだ検討されていないもののうち,有望と思われる品種について、4年間にわたり生育特性および収量性の評価を行ったところ,その結果は以下のとおりであった。1. ブラキアリアグラス「ルジグラス」,「MG5」および「バシリスク」,ローズグラス「カタンボラ」,「カリーデ」,ギニアグラス「パイカジ」,「うーまく」および「ガットン」の発芽状況は評点7.5以上となり良好であった。2. 「バシリスク」は乾物収量が常に高く,安定した収量性を示した。3. 「ルジグラス」、「MG5」およびパスパルム「アトラタム」は乾物収量が高く,晩生化する傾向が認められ,また,乾物率も有意に低い。4. セタリア「スプレンダ」は常に出穂するが,乾物率が「アトラタム」と同等に低い。以上の結果から,「バシリスク」,「ルジグラス」、「MG5」、「アトラタム」および「スプレンダ」は収量性が高く,優良な品種であることが示唆された。 | ||
索引語 | ルジグラス;収量性;品種;バシリスク;海外;暖地型牧草;評価;草種;ローズグラス;ギニアグラス | ||
引用文献数 | 22 | 登録日 | 2015年05月14日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |