指宿地域におけるマメ類ほ場および周辺雑草におけるアザミウマ類の発生消長

指宿地域におけるマメ類ほ場および周辺雑草におけるアザミウマ類の発生消長

レコードナンバー890960論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20522941NACSIS書誌IDAA12675451
著者名東 幸男
入料 珠美
書誌名鹿児島県農業開発総合センター研究報告
別誌名Bull. Kagoshima. Pref. Ins. for Agri. Dev.
鹿児島農総セ研報
発行元鹿児島県農業開発総合センター
巻号,ページ9号, p.43-47(2015-03)ISSN18818609
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抄録2010年秋頃から指宿市のエンドウ類でアザミウマ類による白ぶくれ莢の発生が顕在化し問題となっている。そこで,2012,13年に指宿市中川地区と山川小川地区において,青色粘着トラップによるアザミウマ類の年間発生消長を調べ,併せてトラップ周辺のマメ類および開花中の雑草に寄生するアザミウマ類の主要種と密度推移を調べた。粘着トラップに誘殺されたアザミウマ類の雌成虫の約9割がハナアザミウマThrips hawaiiensis (MORGAN)で,7,8月に誘殺が見られなくなることが特徴的であった。特に,雑草でもハナアザミウマが優占する例が多く,その寄生密度が高い時期と草種は,3月から6月はシロツメクサTrifolium repens L. (マメ科)とアワユキセンダングサBidens pilosa L. (キク科),9月から10月はハイメドハギLespedeza cuneata var. serpens(マメ科),10月はセイタカアワダチソウSolidago altissima L. (キク科),9~11月はアワユキセンダンクサ(キク科)であった。また,栽培作物では10月下旬の開花初期からソラマメVicia faba L. (マメ科)の花で多くのハナアザミウマが採集された。これらの結果から,9~10月にマメ科やキク科の雑草およびソラマメで増殖したハナアザミウマがエンドウほ場へ侵入することが,白ぶくれ莢の発生の要因である可能性が示唆された。
索引語アザミウマ類;ハナアザミウマ;マメ科;キク科;雑草;発生;莢;誘殺;主要種;粘着トラップ
引用文献数9
登録日2015年05月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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