キジ飼養農場において発生したコクシジウム症および壊死性腸炎

キジ飼養農場において発生したコクシジウム症および壊死性腸炎

レコードナンバー890964論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011607NACSIS書誌IDAN0007252X
著者名友好 将也
大石 大樹
入部 忠
大谷 研文
書誌名鶏病研究会報
別誌名Journal of the Japanese Society on Poultry Diseases
鶏病研究会報
巻号,ページ50巻・ 4号, p.219-222(2015-02)ISSN0285709X
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抄録2012年6月,日本キジ(Phasianus versicolor)のひなが沈鬱,元気消失を呈した。7月上旬には雛の死亡数の著明な増加が認められたため,病性鑑定を実施した。供試された6羽の剖検では,全羽の小腸粘膜面に白色病巣がみられ,3羽の盲腸は腫大していた。組織所見では,腸管とファブリキウス嚢にコクシジウムの高度寄生,壊死性空回腸炎および盲腸炎を認めた。小腸内容から,Clostridium perfringens (C. perfringens)を10 5~7cfu/g検出し,分離C. perfringensはα毒素陽性であり,マウス接種試験で死亡を確認した。コクシジウムの平均OPGは小腸で1.94×10 5,盲腸で1.97×10 6であり,遺伝子検査では主要な5種の鶏コクシジウムの遺伝子は検出されなかった。本症例をコクシジウム症および壊死性腸炎と診断し,コクシジウムの高度寄生により腸粘膜が傷害され,C. perfringensの増殖が誘発されたと推察した。また,検出したコクシジウムはキジに特異的な種と推察された。敷料交換,キジ舎消毒,サルファ剤投与等の対策を実施したところ沈静化した。
索引語コクシジウム;perfringens;検出;コクシジウム症;壊死性腸炎;盲腸;実施;高度寄生;推察;供試
引用文献数11
登録日2015年05月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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