開設された作業道における表面流の発生

開設された作業道における表面流の発生

レコードナンバー890994論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20018854NACSIS書誌IDAA12003078
論文副題現地踏査と植生調査の解析
著者名野口 正二
金子 智紀
北田 正憲
鈴木 秀典
書誌名日本森林学会誌
別誌名日林誌
J. Jpn. For. Soc.
発行元日本森林学会
巻号,ページ96巻・ 6号, p.342-347(2014-12)ISSN13498509
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抄録作業道における表面流発生の実態を明らかにするため,秋田県長坂試験地に開設された作業道を対象として,植生調査と表面流の発生状況の現地踏査を行った。作業道の切土のり面と山側わだちにおいて,植生の被度が低く出現種数が少なかった。これらの結果は,切土のり面では凍上融解や融雪および雨滴による侵食が要因で,山側わだちでは継続的な表面流の発生が要因と考えられた。表面流の発生源として,切土のり面から流出する遮断された地中流や河道から流入する渓流水が確認された。また,その地中流の流出によって,断片化している作業道の表面流が連続することが示唆され,降雨終了後も流域内では作業道の総延長の21.2%で表面流が発生していた。また,積雪期に表面流が発生する場所は,無積雪期に表面流が発生する場所と一致していた。以上から,作業道の開設時は,流域内の地中水の流出箇所や河道分布状況などを考慮することが重要であると考えられた。
索引語表面流;作業道;発生;切土のり面;開設;現地踏査;植生調査;流出;山側;要因
引用文献数26
登録日2015年05月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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