大型動物における卵母細胞の体外発育

大型動物における卵母細胞の体外発育

レコードナンバー891126論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名平尾 雄二
宮野 隆
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ31巻・ 3号, p.79-85(2014-10)ISSN13417738
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抄録哺乳類の卵巣には多数の卵母細胞が含まれているが,そのほとんどは発育開始前あるは発育過程の様々な段階で退行する。卵巣内のこの潜在的な雌の配偶子を利用するには,卵母細胞を成熟・受精・発生する能力を備えた卵母細胞へと発育させることが可能な,卵巣に代わる培養系を開発しなければならない。本総説では,ウシおよびブタ卵巣内の発育後半の卵母細胞を含む卵母細胞-顆粒膜細胞複合体用に開発されてきた培養系について述べる。培養系は,球状構造維持(Sphere)システムと底面接着システムの2つに大きく分けることができる。前者では,コラーゲン等のマトリックスを用いて卵胞/卵母細胞-顆粒膜細胞の三次元構造を維持した状態で培養する。後者では,高濃度のポリビニルピロリドン(分子量360,000)を用いるが,これが卵母細胞の発育と成熟・受精・発生能力の獲得に効果的に作用する。これらの培養系で発育させた卵母細胞の質と能力についても論ずる。
索引語卵母細胞;培養系;発育;卵巣;能力;成熟;受精;開発;段階;用いて卵胞
引用文献数37
登録日2015年05月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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