岡山県東部海域におけるイヌノシタ及びアカシタビラメの食性

岡山県東部海域におけるイヌノシタ及びアカシタビラメの食性

レコードナンバー891139論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20039286NACSIS書誌IDAA12505021
著者名佐藤 二朗
元谷 剛
林 浩志
書誌名岡山県農林水産総合センター水産研究所報告 = Bulletin of the Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry, and Fisheries Research Institute for Fisheries Science
別誌名岡山県農林水産総合センター水産研究所研究報告
発行元岡山県農林水産総合センター水産研究所
巻号,ページ29号, p.61-68(2014-11)ISSN21859183
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抄録1. 岡山県東部海域において,イヌノシタ及びアカシタビラメの増殖に必要な食性に関する資料を得るため,12年6~11月の間に採捕された計299尾の消化管内容物を調査し,全長段階別の食性変化や底質との関係を検討した。2. 全長100mm未満の幼魚期は両魚種とも底生かいあし類を主体に端脚目及びクーマ目などの小型生物群が重要な餌生物であり,成長するにつれ二枚貝網,多毛綱,長尾類等の大型の底生生物に食性が変化した。3. 泥場では二枚貝綱,砂泥では多毛綱や小型甲殻類,砂利では小型甲殻類が両魚種の重要餌生物と考えられた。また,アカシタビラメでは,多毛綱の重要度がやや低い傾向がみられた。4. 摂餌選択性からみると,時期や底質に拘わらず,二枚貝綱及び長尾類を中心とした小型甲殻類は両魚種にとって選択性が高く重要な餌料と考えられた。5. 両魚種の増殖を図るためには,成長段階別の食性を勘案し,餌料重要度指数及び摂餌選択性指数の高い餌生物が豊富に生息できる多様な底質環境を将来に渡り整えていくことが重要と考えられた。
索引語両魚種;アカシタビラメ;多毛綱;小型甲殻類;食性;イヌノシタ;餌生物;長尾類;二枚貝綱;岡山県東部海域
引用文献数13
登録日2015年05月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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