千葉県で生産された稲発酵粗飼料の栽培・収穫条件の実態と品質に影響を与えた要因の解析(3)
千葉県で生産された稲発酵粗飼料の栽培・収穫条件の実態と品質に影響を与えた要因の解析(3)
レコードナンバー | 891175 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20011336 | NACSIS書誌ID | AA11644791 |
論文副題 | 専用収穫機体系の機種別の解析 | ||
著者名 | 名取 美貴 細谷 肇 | ||
書誌名 | 千葉県畜産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Livestock Research Center | ||
別誌名 | 千葉畜セ研報 | ||
発行元 | 千葉県畜産総合研究センター | ||
巻号,ページ | 14号, p.51-55(2014-11) | ISSN | 13469746 |
全文表示 | PDFファイル (335KB) | ||
抄録 | 千葉県において2008-2011年に収穫・調製された稲発酵粗飼料について、適切な発酵品質を得るための収穫条件を明らかにすることを目的に、ダイレクト収穫方式の専用収穫機体系のロールベールを対象とし、収穫機種別に発酵品質を解析した。その結果、梱包密度が低い従来型コンバイン型専用収穫機を含むいずれの収穫機種においても、水分含量が60%未満のものは黄熟期から完熟期刈りが主体で、Vスコア80点以上の良評価が安定して得られていた。一方、水分75%以上の場合はすべて出穂期刈りであり、高密度梱包の収穫機種を利用し乳酸菌製剤を添加していてもすべて60点未満の不良評価となっていた。また、フレール型専用収穫機を利用した場合では、水分60-75%となる糊熟期から黄熟期刈りで、比較的安定して高品質のサイレージが得られていた。細断型コンバイン型専用収穫機では、水分60-75%において、土砂混入・降雨・ラッピングの不備などがない適切な条件下で乳酸菌添加による品質改善の可能性が示唆された。収穫機種により、品質が安定しやすい水分含量や乳酸菌添加の効果は異なっていた。 | ||
索引語 | 解析;収穫機種;安定;千葉県;稲発酵粗飼料;収穫条件;品質;専用収穫機体系;収穫;発酵品質 | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2015年05月27日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |