水生バイオマス「マコモ」の環境保全機能および生産性・機能性に関する研究

水生バイオマス「マコモ」の環境保全機能および生産性・機能性に関する研究

レコードナンバー891202論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036186NACSIS書誌IDAA12385338
著者名仲川 侑希
仁木 博脩
長谷川 大輔
橋本 歩果
高橋 智保
川合 祐加
本田 憲昭
岡本 智伸
増岡 智加子
安田 伸
椛田 聖孝
書誌名東海大学紀要. 農学部
別誌名Proceedings of School of Agriculture Tokai University
東海大学農学部紀要
発行元東海大学農学部
巻号,ページ34巻・ p.13-17(2015-03)ISSN18831516
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抄録本研究では,イネ科に属する多年性水生植物であるマコモ(Zizania latifolia)の環境保全機能および生産性・機能性に関する研究を行った。環境保全機能に関しては,マコモ栽培による土壌への影響を検討した。土壊中全炭素においてはマコモによる影響が示唆されたが,pHおよび総有機物には差が見られなかった。生産性に関しては,今回比較を行ったあずみ,一点紅,青殻の3品種のうち,可食部,茎葉部の双方にてあずみに阿蘇地域で多収性を示す傾向が見られた。機能性においても3品種のうち,あずみに最も高い抗酸化作用が見られた。また,可食部と比較して茎葉部の活性が高く,酸化防止剤として知られるBHAを上回る値を示し,用途拡大が期待される。抗アレルギー作用においてはマコモ各品種の可食部および茎葉部で,医薬品として用いられるトラニラストを超える効果が見られた。今後は,マコモ栽培時における環境への影響について,水質を含めた多面的方向からの作用機作の解明および生産物の活用を進展させる必要がある。
索引語マコモ;環境保全機能;生産性;機能性;影響;あずみ;可食部;茎葉部;研究;Zizania
引用文献数15
登録日2015年05月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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