LC-MS/MSによるうなぎかば焼中のマラカイトグリーン分析法の妥当性評価
LC-MS/MSによるうなぎかば焼中のマラカイトグリーン分析法の妥当性評価
レコードナンバー | 891380 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 山下 毅 西川 清文 篠崎 史義 伴埜 行則 川上 雅弘 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 56巻・ 1号, p.31-36(2015-02) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (1048KB) | ||
抄録 | 食品中に残留するマラカイトグリーン(MG)およびその代謝産物であるロイコマラカイトグリーン(LMG)について,告示試験法を一部改良し,ジクロロメタンを使わない試験法を開発した。また,この試験法について,うなぎかば焼を用いて厚生労働省から通知された妥当性評価ガイドラインに従い,添加回収試験を実施した。標準添加試料からアセトニトリルおよびクエン酸・リン酸緩衝液(pH3.0)でMG,LMGを抽出した後,塩析・脱水し,オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラムおよび強酸性陽イオン交換体ミニカラムで精製した。これをLC-MS/MSにより測定し,重水素標識した標準物質(MG-d5,LMG-d6)をサロゲートとした内部標準法により定量を行った。その結果,MGおよびLMGそれぞれにおいて,真度は99.2%,93.6%,併行精度は2.2%,4.4%,室内精度は3.5%,5.1%と良好であった。 | ||
索引語 | LC;試験法;マラカイトグリーン;用いて厚生労働省;標準添加試料;アセトニトリル;リン酸緩衝液;塩析;オクタデシルシリル化シリカゲルミニカラム;強酸性陽イオン交換体ミニカラム | ||
引用文献数 | 9 | 登録日 | 2015年06月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |