金網の特性がハクビシンの行動に及ぼす影響

レコードナンバー
901336
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20019368
NACSIS書誌ID
AA12018166
論文タイトル(英)
Influence of the property of wire mesh on behavior in masked palm civets (Paguma larvata)
本文言語
en
著者名
加瀬 ちひろ ; 江口 祐輔 ; 植竹 勝治 ; 田中 智夫
誌名
Animal behaviour and management
別誌名
日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌
発行元
日本家畜管理学会
巻号ページ
51巻・4号,p.149-156(2015-12)
ISSN
18802133
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抄録
ハクビシンによる家屋への侵入を防ぐには、侵入口になりうる隙間を障害物で塞ぐ必要がある。そこで本研究では、ハクビシンが侵入できる隙間を金網で覆い、目合の大きさやワイヤーの線径の違いがハクビシンの行動に及ぼす影響について検討した。障害物は、鉄製亀甲金網(目合: 8mm、20mm、40mm、線径: 0.8mm)、鉄製溶接金網(目合: 30mm、50mm、75mm、線径: 3.2mm)とした。実験の結果、どの条件でもハクビシンの侵入は防げた。しかし、目合40mmの亀甲金網および目合75mmの溶接金網に対しては接触の持続時間が長くなり(P<0.05)、目合40mmの亀甲金網に対しては噛む行動が長く発現した(P<0.05)。これらの結果から、接触の発現には金網の目合の大きさが、破壊的行動の発現には目合の大きさと線径が関係していることが示唆され、ハクビシンによる侵入を低減させ、家屋への侵入を防止するためには目合の小さい金網の使用が推奨される。
引用文献数
15
登録日
2016年7月20日
収録データベース
AGROLib ; JASI