1990年代以降における農業政策貸付の変化とその評価
- レコードナンバー
- 941972
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20004775
- NACSIS書誌ID
- AN00202024
- 論文サブタイトル
- 日本政策金融公庫のスーパーL資金を中心として
- 論文タイトル(英)
- The transition and its evaluation on agricultural policy loans in Japan after 1990s
- 論文サブタイトル(英)
- Focusing on the Super-L loan by Japan Finance Corporation
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 万木 孝雄
- 誌名
- 農村研究
- 別誌名
- Nōsonkenkyū ; Nōsonkenkyu ; Journal of rural community studies
- 発行元
- 東京農業大学農業経済学会
- 巻号ページ
- 134号,p.1-15(2022-03)
- ISSN
- 03888533
- 全文表示
- PDF(1243KB)
- 抄録
- 日本における農業政策貸付は,1980年代まで農林漁業金融公庫と近代化資金を担う総合農協が中心であったが,前者がスーパーL資金を発足させたこともあって大きな変化が生じた。本稿は,1990年から2018年の期間において公表されている統計数値を用い,同公庫が日本政策金融公庫に統合された前後の比較も交えて,農林水産事業分野における資金調達費用の側面,およびスーパーL資金を中心とする貸付による効果の両面について,その実態を分析したものである。費用の面では,財政投融資制度の改革によって借入と貸付との金利逆鞘が解消され,補助金依存度がかなり低下したことが明らかにされた。また効果の面では,同資金が認定農業経営体の間で広く利用されており,特に畜産分野での経営規模拡大や地方銀行による貸付増加に貢献したことが示唆された。政策金融改革という名の下で公庫資金は大きく転換しており,その点は評価されて良いと考えられる。
- 引用文献数
- 20
- 登録日
- 2022年7月5日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib