トルコギキョウとの輪作体系に適した切り花ヒマワリの不耕起栽培

トルコギキョウとの輪作体系に適した切り花ヒマワリの不耕起栽培

タイトルトルコギキョウとの輪作体系に適した切り花ヒマワリの不耕起栽培
要約ハウスの利用効率向上を図るため、6~8月出荷トルコギキョウの後作として、ヒマワリの不耕起栽培技術と、それを組み込んだ輪作体系を開発した。育苗方法は水稲育苗箱で1週間育苗が、栽植本数は2本/マルチ穴が適している。
担当機関京都府農業総合研究所 花き部
連絡先0774-62-0048
区分(部会名)中国農業
専門栽培
研究対象トルコギキョウ
分類普及
背景・ねらい 6~8月出荷トルコギキョウ栽培は、在ほ期間が長いためハウス利用効率が悪い。到花日数が短いヒマワリは、6~8月出荷トルコギキョウの後作として有望であると考えられる。一般に行われる直播栽培は、移植栽培と比べて、育苗作業は省力になるが、発芽率が不安定で確実に苗数を確保できない欠点がある。そこで、移植を前提としたヒマワリの不耕起栽培技術と輪作体系を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 不耕起栽培の作業手順は、6~8月出荷トルコギキョウの収穫後、株を引き抜き、苗を定植する。マルチ、フラワーネットはそのまま活用し、施肥は行わない。
  2. 育苗方法は、育苗期間が短く、定植しやすい水稲育苗箱を利用した育苗方法が適している。
  3. 不耕起栽培では、耕起栽培と比べ、切り花長は若干劣るものの、同程度の品質の切り花が得られ、マルチ穴(12㎝×12cm、8条植え)当たり2本定植しても、出荷規格(切り花長80㎝以上、茎径8㎜以下)を十分満たす切り花が収穫できる(表1、表2)。
  4. 6~8月出荷トルコギキョウの後作に、ヒマワリ不耕起栽培を導入することで、省力的にハウス利用効率を高めることができる(図1)。

成果の活用面・留意点
  1. 水管理は、トルコギキョウの株を引き抜く前に、うね間かん水を行い、定植後は、茎が太くなるのを抑えるため、活着するまで数回しか行わない。
  2. マルチは、白黒ダブルマルチの白色面を上にして使用する。

具体的データ
表1
表2
図1
予算区分府単
研究期間2000~2001
研究担当者弓勢久美子
発表論文トルコギキョウの組合せ品目「切り花ヒマワリ」の不耕起栽培、農業研究所だより、77号、1999.
発行年度2000
収録データベース研究成果情報

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