インターネット対応携帯電話を利用した農業日誌システム

インターネット対応携帯電話を利用した農業日誌システム

タイトルインターネット対応携帯電話を利用した農業日誌システム
要約インターネットサービスに対応した携帯電話を使ってデータ入力を行う農業日誌システムである。これにより作業現場で作業記録や生育記録のデータを簡単に入力できる。入力されたデータは携帯電話やパソコンで閲覧でき、農産物の栽培履歴情報としても利用できる。
キーワード携帯電話、インターネット、データ入力、作業記録、生育記録、生産履歴情報
担当機関(独)農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 農業情報研究部 データマイニング研究室
連絡先0298-38-8973 / sugak@naro.affrc.go.jp / sugak@naro.affrc.go.jp
区分(部会名)共通基盤
分類技術、普及
背景・ねらい携帯電話でのインターネットサービス(iモード・JSKY・EZweb等)が国内で広く利用されるようになり、携帯電話はどこでも手軽に使える身近な情報通信ツールとなっている。農家自身による生産管理を支援するため、携帯電話を活用することで、現場での作業と並行して簡便な操作で農作業や作物生育の記録を入力しデータ化する農業日誌システムを開発する。入力されたデータは、農産物の安全性を保証するための生産履歴情報としても活用できる。
成果の内容・特徴1.
本システムは、インターネット対応の携帯電話あるいはパソコンのWebブラウザを使い、次のURLにアクセスして利用する。携帯電話版(図1)とパソコン版(図2)があり両者の機能はほぼ同じであるが、携帯電話版では小さい表示画面に合わせた仕様となっている。
携帯電話版http://riss.narc.affrc.go.jp/i.htm パソコン版http://riss.narc.affrc.go.jp/diary/2.
システムの利用はユーザ登録制になっており、ユーザは上記トップページでログインIDとパスワードを入力してログインする(図1A)。その後はユーザごとに保存された設定ならびにデータが表示される。ほとんどの入力項目は選択形式で提示され、比較的簡単に入力できる。
3.
携帯電話版で作業記録を入力する手順の例を図1B-Fに示す。作業開始時に、メニューページから「現場作業入力」を選択し、作業場所(圃場)、作業者、作業項目、開始時刻の順で入力する。その後作業終了時に、終了時刻とメモを追加入力する。なお、メニューの「圃場作業記録」では過去にさかのぼって作業記録を入力できる。また「作物生育記録」では、圃場と日付を選択して生育評価とメモを入力する。
4.
パソコン版のメニューの「データ検索・修正」では、入力された作業記録あるいは生育記録を日付や圃場で検索し、データ修正もできる。「ユーザ情報設定」では、圃場、作目、作業者、作業項目等を設定する。「圃場作付記録」では、作付けする圃場、作目、期間等を設定する。
成果の活用面・留意点1.
本システムを利用するには、最初にシステム管理者(sugak@naro.affrc.go.jp)に氏名・住所等を連絡してユーザ登録を行う。その後システムにログインして、ユーザ自身が各自にあわせて圃場、作目、作付け、作業者、作業内容などを設定する必要がある。
2.
研究期間中の現時点ではシステムの利用ならびにユーザ登録を無料にしている。ただし、携帯電話の通信料、インターネットの接続料はユーザ各自の負担となる。
3.
蓄積された作業記録や生育記録は、パソコンで集計することで生産管理の診断に利用できる。また、消費者に生産履歴情報として提供すれば農産物の安全性を保証する手段にもなる。
具体的データ
図表
図表
予算区分交付金、協調システム
研究期間2001~2003
研究担当者菅原幸治
発表論文1)「携帯電話利用による圃場情報蓄積システム」http://riss.narc.affrc.go.jp/diary/
2)菅原幸治(2002)農業情報学 4:62-66
3)菅原幸治(2003)農業および園芸 78(1):189-194
発行年度2002
収録データベース研究成果情報

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