てんさい直播栽培の除草体系

てんさい直播栽培の除草体系

タイトルてんさい直播栽培の除草体系
要約てん菜直播栽培の雑草防除体系において、除草剤による除草効果が大きい場合は、手取り除草が省け、中耕除草は行う必要はないが、1回目除草剤処理が適期より遅れるなど、除草剤の効果が不十分な場合では、中耕によって除草効果を補う必要がある。
担当機関北海道立十勝農業試験場 研究部 てん菜特産作物科
北海道立北見農業試験場 研究部 作物科
区分(部会名)作物
区分(部会名)北海道農業
専門栽培
研究対象工芸作物類
分類指導
背景・ねらいこれまで、てんさいの直播栽培除草体系においては、無中耕条件においてフェンメディファム乳剤とレナシル・PAC水和剤の規定量の半量ずつ混用、2回処理体系により、除草効果が極めて大きいことが明らかになっている。そこで、上記除草剤使用体系において中耕除草を行い、その除草効果の大小から、除草目的とした中耕の必要性の有無を検討した。
成果の内容・特徴
  1. 十勝農試の1回目除草剤処理は平成9、10年は雑草発生揃とほぼ同時期に、11年はやや遅れて行った。除草剤処理による除草効果は2回とも大きかった。2回目除草剤処理前では中耕による除草効果が若干認められたが、2回目除草剤処理後では認められなかった(表1)。
  2. 北見農試の1回目除草剤処理は両年とも雑草発生揃を過ぎて、てんさい2葉期を待って行った。除草剤処理による除草効果は2回とも大きかった。2回目除草剤処理前における中耕による除草効果は認められた。2回目除草剤処理後においても、1回目除草剤処理で残存した雑草(主にシロザ)に対して除草効果が認められた(表2)。
  3. 現地圃場はタデ類の発生が極めて多かった。1回目除草剤処理は雑草発生揃から遅れて行った。除草剤処理による除草効果は2回とも大きかったが、1回目除草剤処理後に残存したタデは、なお多数認められた。2回目除草剤処理前、処理後ともに、畦間に残存したタデ類に対し中耕による除草効果が認められた(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 直播栽培における雑草対策の資料とする。
  2. フェンメディファム乳剤とレナシル・PAC水和剤の規定量の半量ずつ混用2回処理体系においても、種草取りとなる雑草は完全になくすことは困難なので、種草が開花・結実期に達する前に、種草取りを行う。

平成11年度北海道農業試験会議成績会議における課題名及び区分
課題名:てんさい直播栽培における除草剤の使用体系(補遺)-中耕条件下における適用-(指導参考)
具体的データ
表1
表2
表3
予算区分受託
研究期間1999~1999
研究担当者越智弘明、品田裕二、有田敬俊
発表論文なし
発行年度1999
収録データベース研究成果情報

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