ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地の放牧条件における家畜生産性
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地の放牧条件における家畜生産性
タイトル | ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地の放牧条件における家畜生産性 | ||
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要約 | ケンタッキーブルーグラスとシロクローバの混播草地は、草丈10-20cmの定置放牧条件で、ホルスタイン去勢牛(6ヶ月齢、220kg)の日増体量0.86kg、ヘクタール当たり増体量858kgと、チモシーの集約放牧草地にはおよばないものの、良好な家畜生産性を有する。 | ||
担当機関 | 北海道農業試験場 草地部 草地管理 | ||
連絡先 | 011-857-9235 | ||
区分(部会名) | 北海道農業 | ||
専門 | 栽培 | ||
研究対象 | 牧草類 | ||
分類 | 研究 | ||
背景・ねらい | 省力的な放牧利用を行う大規模草地の基幹草種として期待されるケンタッキーブルーグラスは、生産性、栄養価および嗜好性の低さから、北海道における評価が低かった。しかし、放牧条件では、シロクローバとの混播や短草利用によって、上記の短所が改善される可能性がある。本研究では、寒地での研究事例の少なかったケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地を対象に、省力的な放牧に適する定置放牧条件において、その家畜生産性をホルスタイン去勢牛の増体と放牧草の栄養価の面から評価する。 | ||
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
平成12年度北海道農業試験会議における課題名および区分 課題名:省力型放牧草地における基幹草種としてのケンタッキーブルーグラスの適性評価(研究参考) | ||
具体的データ | |||
図1 | |||
表1 | |||
表2 | |||
予算区分 | 経常・畜産対応研究(自給飼料基盤) | ||
研究期間 | 2000~2003 | ||
研究担当者 | 高橋 俊、三枝俊哉、手島茂樹、小川恭男 | ||
発表論文 | 1.三枝俊哉・手島茂樹・小川恭男:持続型放牧草地としてのケンタッキーブルーグラス草地の再評価1.放牧方法の異なるケンタッキーブルーグラス草地とチモシー草地の草種構成と家畜生産性,北海道草地研究会報,33,52(1999) 2.三枝俊哉・手島茂樹・小川恭男・高橋俊:持続型放牧草地としてのケンタッキーブルーグラス草地の再評価2.定置放牧条件における牧草および家畜生産性,北海道草地研究会報,34,78(2000) | ||
発行年度 | 2000 | ||
収録データベース | 研究成果情報 |