共同利用型バイオガスプラントへのふん尿の搬入出と消化液散布に要する作業時間

共同利用型バイオガスプラントへのふん尿の搬入出と消化液散布に要する作業時間

タイトル共同利用型バイオガスプラントへのふん尿の搬入出と消化液散布に要する作業時間
要約移動時間を除いた作業時間は、粘度の高いスラリーの搬入で30.5分/台、固形ふん尿の搬入で12.1分/台、プラント外部の貯留施設への消化液搬出で16.1分/台である。スラリー・消化液の散布機は2~3t/10a程度の散布量で作業能率1.5~3.7ha/hで散布が可能である。
キーワード共同利用型バイオガスプラント、スラリー、固形ふん尿、作業能率
担当機関根釧農業試験場 研究部 酪農施設科
連絡先01537-2-2004 / takahakj@agri.pref.hokkaido.jp / takahakj@agri.pref.hokkaido.jp
区分(部会名)北海道農業
分類技術、参考
成果の活用面・留意点
  1. 容量8500Lのタンクによるスラリーの搬入作業は、スラリー粘度が高い場合には攪拌や投入・排出に時間を要し、移動時間を除いた作業時間は30.5分と粘度の低い農家の2倍以上となる(表1)。
  2. 容量15.4m3のコンテナによる固形ふん尿の搬入作業はコンテナ搭載が61秒、プラントでの排出が98秒で、アームロール車の洗浄に135秒を要する。移動時間を除いた作業時間は12.1分である(表2)。
  3. 容量8500Lのタンクによる散布圃場の近傍に設置された貯留施設(サテライト貯留槽、往復距離約11km)への搬出時の、移動時間を除いた消化液の投入・排出等の作業時間は16.1分である(表3)。
  4. 消化液の代わりにスラリーを用いた散布幅16mのバンドスプレッダでは散布量2.0t/10aの時の作業能率は3.7ha/hである。散布幅5.0mの浅層インジェクタは2.2t/10aの消化液散布量で作業能率は1.5ha/hである。散布幅17.5mのスプラッシュプレート式スプレッダでは2.7t/10aの消化液散布量で作業能率は1.6ha/hである。(表4)。

  1. この成果は、共同利用型ふん尿処理施設設計時の搬入・搬出・散布作業の計画立案に利用できる。
平成16年度北海道農業試験会議(成績会議)における課題名および区分
「共同利用型バイオガスプラントにおける家畜ふん尿の搬入・搬出法および散布法」(指導参考)
具体的データ
図表
予算区分受託(国費)
研究期間2001~2004
研究担当者高橋圭二、吉田邦彦、木村義彰
発行年度2004
収録データベース研究成果情報

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