三方湖底質客土田の水稲施肥法

三方湖底質客土田の水稲施肥法

タイトル三方湖底質客土田の水稲施肥法
要約三方湖底質を客土した水田では、1作目はハナエチゼンを穂肥のみで栽培し、2作目はハナエチゼン、コシヒカリとも慣行栽培が可能である。
担当機関福井県農業試験場 営農環境研究グループ
連絡先0770-32-0009
区分(部会名)北陸農業
専門肥料
研究対象水稲
分類指導
背景・ねらい福井県の三方湖では水質浄化のひとつとして浚渫を行っている。この浚渫された底質は、周辺水田の客土母材として利用されている。客土された底質は非常に肥沃で、そのため、客土された水田での施肥はかなり控えめとなっている。
 そこで、客土田での適正な施肥量を明らかにした。
成果の内容・特徴
  1. 1作目跡地土壌の化学性を見ると、遊離酸化鉄、CECには客土による改善効果が若干見られる(表1,表2)。
  2. 1作目(ハナエチゼン)では、基肥+追肥0%でも慣行と同等の収量が得られ、施肥量を増すごとに穂数、収量とも増加する(表3)。
  3. 2作目(ハナエチゼン)では、施肥量に応じて穂数は多くなったが、収量は慣行栽培より減少する(表3)。
  4. 2作目(コシヒカリ)では、施肥量に応じて収量は増加し、基肥+追肥100%で慣行と同等の収量が得られる(表3)
    5.いずれの処理区でも倒伏は2~3程度である(表3)。
  5. 三方湖底質を客土母材として用いる場合、1作目はハナエチゼンを栽培することにより、2作目よりハナエチゼン、コシヒカリとも慣行栽培が可能となる。
成果の活用面・留意点
  1. 三方湖底質の客土は10cmとした結果である。
  2. 底質客土田は極端な排水不良になりやすいため、表面排水に努める。
具体的データ
表2)。
(表3)。
予算区分県単
研究期間1997~1997
発表論文北陸作物学会報 第33号別号で一部発表
発行年度1997
収録データベース研究成果情報

研究成果情報アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat