切り花用アジアティック系ユリ新品種「富ゆり7号」、「富ゆり8号」、「富ゆり9号」、「富ゆり10号」、「富ゆり11号」、および「富ゆり12号」

切り花用アジアティック系ユリ新品種「富ゆり7号」、「富ゆり8号」、「富ゆり9号」、「富ゆり10号」、「富ゆり11号」、および「富ゆり12号」

タイトル切り花用アジアティック系ユリ新品種「富ゆり7号」、「富ゆり8号」、「富ゆり9号」、「富ゆり10号」、「富ゆり11号」、および「富ゆり12号」
要約切り花用のアジアティック系のユリで、小輪の「富ゆり7号」、「富ゆり8号」、「富ゆり9号」、「富ゆり10号」と、花粉のでない「富ゆり11号」、「富ゆり12号」の計6品種を胚培養を利用して育成した。
担当機関富山県農業技術センター 野菜花き試験場 花き課
連絡先0763-32-2259
区分(部会名)北陸農業
専門育種
研究対象花き類
分類普及
背景・ねらい切り花用の小輪のアジアティック系品種及び花粉のでない品種の育成を目標とした。
成果の内容・特徴
  1. 育成経過:
    「富ゆり8号」は昭和63年に、「富ゆり9号」、「富ゆり10号」、「富ゆり11号」、「富ゆり12号」は平成2年に、「富ゆり7号」は平成3年に交配した。「富ゆり7号」は当場育成の母本系統同士をを交配し、胚培養によって育成した。「富ゆり8号」は「コネチカットキング」に当場育成の母本系統を、「富ゆり9号」と「富ゆり10号」は「マイプリティ」に当場育成の母本系統を、「富ゆり11号」と「富ゆり12号」は当場栽培の実生同士を交配し、胚培養によって育成した。これらは、りん片培養によって増殖するとともに特性検定(露地、促成栽培特性、増殖特性、病害抵抗性)を行った結果、優良と判定されたので、平成9年に品種登録の申請を行った。
  2. 特性の概要:
    ア.「富ゆり7号」、「富ゆり8号」はそれぞれ白色の極小輪、明黄色の小輪で、いずれも草丈は高く、草姿のバランスがよい。段咲きで花数が多い。開花期はそれぞれ5月末、6月下旬である(表1)。イ.「富ゆり9号」は明橙色に弁先が赤橙色の小輪で草丈は高く、草姿のバランスがよい。開花期は6月下旬で、特に増殖特性に優れる(表3)。ウ.「富ゆり10号」は白色に弁先が濃紫ピンク色の小輪で花色のコントラストが鮮やかで、茎が強く、花数が多い。開花期は6月中旬である。
    エ.「富ゆり11号」、「富ゆり12号」はそれぞれ鮮橙黄色、明橙色の小輪で、いずれもやくが無く花粉が出ない。茎は強く、濃褐色である。開花期はともに6月中旬である。
    オ.また、これら6品種は全て促成栽培において良好な切り花が得られる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. アブラムシ伝搬によるウイルス病の汚染を防ぐため、養成期間中は網室内で栽培する。
具体的データ
(表1)。
(表3)。
(表2)。
予算区分県単
研究期間1997~1997
発表論文なし
発行年度1997
収録データベース研究成果情報

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